舞台版『天誅』

2014/05/07 05:52

『天誅』生まれて16年目にして、フジTVドラマ化『天誅〜闇の仕置人』、またパチンコ化あり、そして舞台版『天誅』が実現しました。
本日5月7日(水)から5月11日(日)まで、新宿シアターサンモールにて。http://www.tentyu-butai.info/   
この久保田唱脚本演出の舞台版はオリジナルのゲーム内容にかなり近づいてる作品で、もちろん全曲私の音楽ですが、天誅1〜4までの懐かしい曲もふんだんに使用しています。そして書き下ろし作品もあり、中には新しいアプローチである忍者の青春群像をテーマにした挿入歌「里に降る幸せ」は、柏野昌俊という新人青年が〜忍びにも青春がある〜というテーマで『天誅』シリーズとしては珍しくPopなスタイルで熱唱しています。11日の午後の部のアフタートークでは、生でこの挿入歌を唄います。
なぜ今までの『天誅』シリーズにはないPopな曲を作ったかというと、舞台というリアルな2時間余、いつもの『天誅』のマイナーなトーンでは暗い印象が強く残り過ぎないかを危惧したからです。ゲームやパチンコならプレイヤー本人の意志でいつでも休憩できるし、連ドラはほぼ1時間、舞台は始まってしまうと終わりまで観て聴いてを継続する訳で、長時間の印象が少なくとも音楽的にワントーンの暗い残像を残したくはないという意味で、意図的に途中の挿入歌に未来のあるPopな曲でメリハリというか、音楽的な奥行き感を出したかったのです。
この舞台用に、挿入歌「里に降る幸せ」はもちろん、舞台版メインテーマ「復活の狼煙」、山岸監督製作のティザー

に付けた音楽を含む3曲のコンピCDも製作しました。

是非、皆さん応援に来てください!そして、劇場で私にお声掛けください!!ほぼほぼ居ますので..smile..

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『シドニアの騎士』オンエアースタート

2014/05/07 04:59

フルCGアニメ『シドニアの騎士』http://www.knightsofsidonia.com/
が放送開始してもう1ヶ月が経過してしまいそうな…皆さん申し訳ありません。
なかなか、blogを更新する時間が取れなくてスイマセン!
今、TVで走ってるアニメでは、最も話題沸騰の作品と言っても過言ではないでしょう。
音楽的には、TV放送でSEに比べて音楽の音量が小さいのが残念ですが、先の『ナチユラルドクトリン』と同様に、新境地開拓に挑んだ作品です。
どこが新境地かと言うと..まず最初から全曲5.1サラウンドで作り込んだのは初めてで、宇宙ものとしても、5、6年前に『ムーンライトマイル』のトレーラーのみ書いた事がある事を考えると、本編作品としての宇宙ものは初めてです。
だから、今まで世の中に出ている宇宙もの作品に似た音楽を作るのは辞めようという所から始まって、ましてや『るろうに剣心』『天誅』『侍道』など時代ものを書いてきた朝倉が宇宙ものって、どんな曲を書くんだ、みたいな注目もあると予想してたので、お約束の既存スペーシーでは勝負せず、心情に体重をかけた音楽作りを考えました。ただ、そうは言っても宇宙、宇宙で有る限り意識はしなくてはという事で、音楽的SEや、Mixに斬新な音楽的エフェクトを使いまくりました。それというのも、この15年間、私はMixまでやる事にこだわり続けてきたお蔭かも知れない。5.1Mixはさすがに弊社所属エンジニアの桑原和男にお願いしましたが、常々私のもとを訪ねてくる若者に「これからの作曲家は2chMixまではやらないと、生きていけないよ!」と熱く語ってる事にもあります。
この『シドニア..』に関しては、まだまだオンエアーが続く事もあり、私の音楽ネタもたくさんあるので、この続編ブログまた書きます!


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『ナチュラルドクトリン』

2014/05/07 03:47

読者のみなさん、1ヶ月も前の出来事を、申し訳ありません。

本格SRPG『ナチュラルドクトリン』が4月3日にリリースされました。

今まで本格ファンタジーを書いた経験がない私にしては力作で納得いく仕上がりなのですが、リリースから1ヶ月余経過した現在のセールスは苦戦しています。                                

音楽的には、今まで圧倒的にマイナー曲が多かったので、メジャーのメインテーマ自体に、少々身構えた記憶がありますが、結果的には、この『ナチュラルドクトリン』の世界観を、そのメジャーのメインテーマが象徴する一翼を担えたのではと自負していますが、如何でしたでしょうか。

そして、エンディング・テーマの方は、なんと無謀にもあの名曲、キングクリムゾンの”The Court Of The Crimson King”をカバーしたのは、記者発表で御存知の方もいるかと…
私が19歳の頃、あの原宿DJ Stone でライトショーの中、何度も聴いたのは、いわゆるリアルタイムでした。そんな名曲を私がカバーして良いものか悩みました…そして悩んだあげく、インストでカバーする以外原曲に太刀打ちできない、という結論に達し、主メロを弦一徹のViolinというアプローチで挑んだのです。自分としては、Greg Lakeに敬意を払い、全く違う角度から意外性を追究したアレンジでした。
その弦一徹のバイオリン・ダビングのスナップ

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